理想の未来、現状の整理ができたら、あなたの個性を言語化していきます。
ここ、非常に大切です。
なぜなら、こんな悩みを抱えたことはないですか?
- 自分の強みがわからない、、
- なにが得意なんだろう、、
- 自分にはなにもないし、、
そう、99%の人が、個性がわからずに苦しんでいます。
とくに、HSPさんは自己効力感、自信が低い傾向にあるので、余計「自分にはなにもない、、」となりやすい。
もちろん僕も、ニートを5回も経験するなかで、「自分の強みってなんなの?」と、禿げるほど悩みました。笑
強みは誰にでもある
前置きが長くなりましたが、結論、強みや得意がない人なんていません。
どんな人にも、なにかしら光るものがあります。
じゃあなんで見つからないのか?
その理由は、気づいていないだけなんです。
- 呼吸
- 歩く
- まばたき
って、意識しておこなっていますか?
きっと、当たり前すぎて、自分がまばたきしたことに毎回気づく人なんていませんよね。
これと同じで、あなたの強みや得意は、あなたにとって当たり前すぎて、自分では気づけないのです。
じゃあ、どうやって見つけるのか?
過去の感情が強みの鍵
それが、「過去の感情分析」です。
あなたの強みや得意なことは、
- 意識しなくても人並み以上にできる
- できない人を見るとイラッとする
- やっていてワクワクしてしまう
など、感情が動くポイントがあります。
そこ細かく分析することで、強みや得意の仮説を立てることができます。
感情分析のやり方
やり方はかんたんです。
ワークシートの『過去の感情分析』のタブをひらき、
続いた続かなかった関係なく、すべて書き出してみましょう。
すべて『動詞』で分解してください。僕の例を後述します。
「自然とできた」、「ワクワクした」、「無心にやっちゃう」など、プラスな感情の動詞を赤ボックスへ。理由もノートに手書きしましょう。
「やりたくない」、「全身がこわばる」、「思い出したくもない」など、マイナスな感情の動詞を青ボックスへ。理由もノートに手書きしましょう。
赤も青も、「なぜそう感じたのか?」を深掘り、理由を見つけましょう。共通点も意識して探してみてください。
まずはここまでできればOKです。
仮説を立てたら、一緒に話しながら名前をつけていきます。
ここはまたzoomで解説するね!
よしきの場合
たとえば、僕はゲストハウスという宿の支配人をしていたことがあります。
が、宿の仕事とひとことで言っても、
- 朝ごはんの準備
- ベッドメイキング
- 館内の掃除
- フロント対応
- 電話対応
- カフェバーの対応
- 予約のメール返信
- お客さんとの会話
動詞で細かく書き出すと、たくさんの業務が出てきます。
このなかで、
- 自然と体が動いてしまう
- やっていて苦に感じる
ものを、感情や当時のストーリーを思い出しながら、それぞれピックアップしていきます。
- フロント対応やお客さんとの会話は赤
- カフェバーの対応や電話対応は青
となると、飲食やコールセンターの仕事はたぶんしんどい。
逆に、自分のペースで人と話せる仕事が得意。
という仮説が立てられます。
パターンを見つけるのが大切
これを仕事や部活など、過去に取り組んだもので言語化していくと、あなたなりのパターンが見えてきます。
それがあなたの得意や強み、個性のヒント!
これなら、なにかひとつくらいは見つかりそうじゃないですか?
実際に、僕も過去の感情分析をおこない、
- ブログ(文章を書く)
- コーチング(1対1で深く話す)
が得意であることがわかり、いまの仕事のメイン軸になっています。
すると、どうなったか?
毎朝5時半に起きて、「今日も早く仕事がしたい!」と思いながら6時前にはパソコンの前で文章を打つ生活を送っています。
「えー、そんな朝早くから働きたくない」って声が聞こえてきそう笑
ですが、自分の強みだけを活かせているので、まったく苦じゃないんです。
むしろ、「仕事ができないなんて嫌だ!」と、人からの誘いも断るくらい。笑
このおかげで、
毎日、自分らしい生き方ができてるなぁ
と心の底から思えています。
なので、いまは得意や強みがわからない人も大丈夫。
過去の感情分析は欠かさずにやってみましょう。
弱みがたくさん見つかったら、、?
結論、弱みはたくさん見つかっても全然OKです。
むしろ、弱みの把握は、場合によっては強みの把握よりも先にやっておくと、人生の遠回りを防げます。
なぜなら、
あなたが戦っちゃいけない場所
が決まるから。
たとえば、
まわりにたくさんの人がいるオフィスが苦手、、
という人が、無理にその職場に馴染もうとしてしまうと、どうなりそうですか?
たぶん、そのうち限界がきて心身を壊す、あるいは何年、何十年と我慢したあとで、取り返しのつかない後悔が襲ってくる。
だからこそ、弱みを理解して、そこで戦わないと決めることが大事!
なので、安心して弱みをたくさん言語化し、迷いをより減らしていきましょう。
まとめ
- 過去の仕事や部活、趣味を動詞に分解
- プラスの感情になる動詞を赤に
- マイナスの感情になる動詞を青に
- 理由を考察し、仮説を立ててみる
ここまでやると、なにかしら個性が見えてきます。
大事なので、もう一度伝えます。
強みは当たり前にできすぎて、自分では気づけない
なにもない人なんていなくて、ただ気づいてない人がいるだけです。
そのことを忘れずに、眠っていた強みや得意を見つけにいきましょう!