理想の未来を描くことで、あなたの人生は自分らしさを取り戻します。
なぜなら、普通に生きているつもりでも、無意識に本音に蓋をしているから。
- 得意を活かして人から頼られたい
- 満員電車での通勤から解放されて、時間と場所に縛られずに働きたい
- 苦手な上司と離れて、一緒にいて前向きになれる人とだけ関わりたい
- HSPを理解してくれて、強みを引き出してくれる環境で仕事をしたい
- なににも縛られず、世界中の絶景に触れながら暮らしてみたい
こんな生活、理想的だと感じませんか?
ですが、いま目の前にある生活は、現実は、どうでしょう?
きっと、理想からは離れた状況だと思うんだ。
そうでなければ、あなたはいまこの文章を読んでいるはずありません。
なので、この章では、自分軸に沿った本音の未来を描き、本来の人生を取り戻す準備をしていきましょう!
一度、考えてみてください
「いまの人生は、あなたの理想通りの人生ですか?」
時間がある人は目を閉じ、胸に手を当て、よーくイメージしてみてください。
どうでしょう?
もうひとつ、大切な質問をするね!
「あなたが本音で描く理想の人生は、どんなものですか?」
これも時間がある人は、できれば紙に書き出してみてください。
この質問をした理由はシンプルで、
「あなたの人生は、あなたにとってまだ理想の人生ではない」
ということ。
よしきの経験談
僕はもともと、理想の未来なんて描けませんでした。
なぜなら、「自分には才能がないからできることなんて限られている」と諦めていたから。
- 運送の仕事の経験があるから、運送会社
- ゲストハウスで働いていたから、宿泊業
こんな感じで、「過去の経験がこうだから、未来もこのなかから選ばないとダメ」と思っていたんです。
だから、新しいことがなにも浮かばない。
浮かんだとしても、「できるわけない」と行動に移すことすらしない。
20代の多くの時間は、そんなふうに過ごしてた、、。
手段を無視して、理想の未来を描く
ですが、会社員に挫折したことがきっかけで、
- 時間や場所、人間関係に縛られたくない
- パソコン1台で、自分のペースで働きたい
- もっと直接「ありがとう」を言われる仕事がしたい
そんなことを思い描くようになりました。
すると、それがきっかけで僕のなかに『フリーランス』という選択肢が生まれ、フリーランスのなかでも、
- ブログ
- webライター
など、理想が叶えられそうな職種が見え、まずは初心者でもできそうなブログに飛び込んだのです。
プロセスはあとでいい
なにが言いたいかというと、
理想の未来が先、プロセスはあと
でいいってことです。
もしも僕が、いまの自分にできることに囚われていたら、
- 運送業
- 宿泊業
- 誰でもできるアルバイト
くらいしか浮かばず、他の選択肢は「できない」と決めつけていたはず。
それが理想の姿から描くことによって、
じゃあ、そのためにはどうすればいいんだろう?
と、自然と過去の経験やいまできることだけに縛られることから解放されやすくなるんです。
これは、僕がまだ『理想の未来図』についての理解を深める前の出来事ですが、
理想の未来が先、プロセスはあと
というのは、本音で生きていくには欠かせない考え方なので、絶対に覚えておいてくださいね。
描いた理想は、叶う
あの天才物理学者であるアインシュタインさんは、
「人間が頭で考えることは、すべて実現可能である」
と言っています。
あなたの理想の人生は、これからの行動次第で実現できるんだ!
そのために、あなたの本音の理想を、より鮮明に、具体的に言語化していきます。
どんな方法を使うかというと、「バランスホイール」というものです。
バランスホイールの使い方
バランスホイールとは、
- 仕事
- 人間関係
- 趣味
- 健康
- 成長
- お金
の6つにざっくりと分け、それぞれの理想の状態を、かなり鮮明に書き出したものです。
バランスホイールには、それぞれあなたの理想を書いてください。
まずはノートに手書きで書いてね!
その際のポイントとして、
- 仕事
- 人間関係
- 趣味
- 健康
- 成長
の5つを先に描くのがコツです。
なぜなら、先にお金を描いてしまうと、その金額内のイメージしか描けなくなるから。
なので、お金以外をすべてイメージし、「その理想を叶えるために必要な金額はいくらか?」という流れで描いてみましょう。
第一章の価値観も参考にしながら、本音で書こう!
このようにカテゴリ分けをして理想を描くことで、より具体的に考えやすくなります。
重要なポイント
このときに大事なのが、「臨場感」です。
自分で書いた文字に、選んだ画像に、
- 心からワクワクできて
- 感情が動きまくるくらい
- 鮮明に、具体的に、臨場感を持って
書いてみてください。
そしてそれを毎日見える場所に貼り、毎日何度も眺めます。
なぜそんなことをするかというと、ここに脳科学の秘密が隠されているんです。
脳科学視点の妄想と現実の関係
脳は、妄想と現実の区別がつきません。
わかります。「どういうこと?」って思いますよね。
では、以下の文章を読みながら鮮明にイメージしてみてください。
あなたはいま、キッチンにいます。
冷蔵庫の正面まで歩き、野菜室を開くと、真っ黄色でフレッシュなレモンが。
そのレモンをひとつ手に取ると、手のひらがひんやりして、表面についた水滴から、そのみずみずしさが伝わります。
野菜室のドアを閉じ、新練なレモンをまな板に乗せます。
そしてまな板の上でコロコロ転がすと、果肉が柔らかくなってきました。
用意した包丁を手に取り、レモンを半分に切ると、果汁が飛び散り、レモンの香りが鼻全体に広がります。
切ったレモンをそのまま口元に運び、もう一度、柑橘系の香りを堪能してください。
そしたらそのまま、手に滴る果汁とともに、果肉にかじりついてみましょう。
どうですか?
レモンが目の前にない、ましてや食べてもいないのに、なぜか唾液が出てきませんでしたか?
なぜなら、お伝えしたとおり、脳が現実と妄想を区別できていないからです。
トップアスリートも応用するノウハウ
これを理想の未来に置き換えてください。
- 鮮明に
- 具体的に
- 臨場感を持って表現した理想
を、何度も目にすることで、脳はそのイメージを現実だと勘違いしてくれます。
するとどうなるか?
目の前の本当の現実とのギャップに困惑します。
「あれ?イメージした理想と目の前の景色が違うぞ」って。
すると脳は、
「イメージした理想のほうがワクワクするから、こっちのほうがいい!」
と、無意識に行動を変えようとしてくれるのです。
これが本当に大事なんだ!
つまり、僕たちが制御できない95%の無意識の部分を、理想の未来へ近づくために勝手に修正してくれます。
なので、無理して行動力を上げなくても、自然と体が動くようになってくるのです。
これは科学的にも証明され、世界の成功者やトップアスリートの目標設定にも使われるほどのテクニックです。
まとめ
- バランスホイールを使って理想を言語化
- 脳は現実と妄想の区別がつかない
- そんな脳の性質をうまく使い、無意識部分を書き換える
正しく理想の未来を描くことの重要性、逆にここを間違えると一生現実が変わらない怖さが、同時に伝わったはずです。
本音を隠し、「こんなもんでいいや」と妥協する生き方は、もう終わりにしましょう。
あなたの人生は、あなたのものだよ!
まずは6つの項目をノートに手書きで書き出し、シートにまとめてみましょう。
あなたの理想の未来の話、たくさん聞けるのを楽しみにしています!