理想の未来を描いたら、現状の整理をします。
その前に、知らないとマズい罠があるんだ、、!
それは、「99%の人は理想の未来よりも先に現実を見てしまう」ということです。
すると、どうなるでしょう?
- お金がないから、自己投資できない
- スキルがないから、フリーランスにはなれない
- 一歩踏み出す勇気がないから、人生は変えられない
先に現状を意識すると、理想の未来にブロックがかかってしまいます。
もしかしたら、あなたにも思い当たることがあるかもしれませんね。
発想を逆にするのが大切
ですが、実は違うんです。
〇〇がないから△△ができない
という考え方自体が罠で、
- 自己投資をしないから、いつまでもお金がない
- フリーランスになれないと思っているから、スキルを身につける理由がなくなる
- 人生は変えられないと信じているから、一歩踏み出す勇気が出ない
これが正しい順番です。
99%の人は順番を逆に考え、自分で自分の行動力を奪ってしまっているんです。
ギャップは大きいほどいいけど、、
理想の未来を描き、現実を整理するとギャップが生まれます。
すると、「このままだとおかしい」と脳が判断し、欲求が強まり行動につながると説明しました。
ここのギャップは大きいほど、いいです。
- 理想が自由な生活なのに、現状は縛られた会社員
- 理想が健康な心身なのに、現状はストレスでボロボロ
- 理想が月収100万円なのに、現状は20万円
この違和感が、行動力の源になるのです。
が、せっかく描けても、99%の人はここでまた大きな間違いを犯します。
先に未来を描いておく重要性
それは、理想の未来を鮮明にイメージし切らないまま、進もうとすること。
- 自由な生活って具体的になに?
- 健康な心身ってどういう状態?
- 月収100万円って本当に必要なの?
これでは現実が把握できても、未来が漠然としすぎているので、なにからやるのが正解かわからず、やる気がどんどんなくなります。
たとえば、パズルなんて良い例だよ!
パズルは完成図があるからこそ、「よーし、やろう!」と思って、楽しみながら手を動かせますよね?
逆に完成図がなくてバラバラのパズルだけ渡されたら、とてもじゃないけどやる気にならないはずです。
なので、理想の未来を鮮明に描いたあとに現状を整理するのがベストなのです。
よしきの経験談
『理想の未来図』でお伝えしたとおり、理想を先に描くことで、
- 場所に縛られる会社員
- なにもスキルがない
- そもそも選択肢を知らない
という現状とのギャップを把握でき、
- じゃあwebスキルが必要だな
- パソコンも買わないと
- 身近に詳しい人いたっけ?
と、そのギャップを埋めるために必要なプロセスが、あとから見えてきました。
理想と現状の両方が見えてら、あとはそのギャップを埋めていくだけ!
『現状の把握』のやり方
このタイミングで現状を整理する大切さがわかったところで、やり方を解説します。
ワークシートの『現状の把握』タブをひらき、
まずは、ざっくりと頭のなかでイメージしてみてください。
項目ごとに「理想と比較してどんな現状か?」を、感情が動くくらい鮮明に書きましょう。
その際も、気づきがあればメモしておきましょう。
第二章で描いた『理想の未来』を10点だとして、現状が何点か数値化してください。
以上が、現状の把握ワークです。
文章で書くだけでなく数値化することで、「どの項目が足りてないのか?」をより把握しやすくなります。
理想と現実のギャップが視覚化されて進みやすくなる!
ポイント!
現状の点数が低いとしても、悲観する必要は一切ありません。
その点差は、あなたの伸び代だと思っておいてください。
ここでは、
自分の現状を客観視する
ことが重要です。
点数が低ければ低いほど、あとは上がるだけなので大丈夫。
なので、本音で点数をつけてみましょう。
まとめ
- 現状を書き出す
- それぞれ点数をつける
普通に生きていたら、自分の”いま”を真剣に考える機会は少ないです。
ましてや、点数のフィードバックをもらうことなんて、まったくないでしょう。
しんどいかもだけど、この作業が本当に大事!
最後に、あるストーリーをひとつ。
砂漠でオアシスを探して遭難している男がいました。
「もうダメだ」と思ったそのとき、賢者が目の前に現れ、
『地図、コンパス、水』
を男に渡し、去っていきました。
男は感謝し、カラカラの喉を水で潤し、地図とコンパスを頼りに歩き始めました。
が、男は結局、オアシスに辿り着けず、息絶えてしまったのです。
地図、コンパス、水をもらったのに、なぜでしょう?
それは、『現在地をわかっていなかったから』です。
いまいる場所がわからないから、地図とコンパスがあっても、オアシスまでどう進めばいいのかわからない。
現状を知る大切さが伝わったはず!
理想の未来と現状が把握できたら、あとは戦略を立てて進むだけ。
まだまだここから、一緒に進んでいきましょう!